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技術部メンバー

福岡市博多区でシステム開発の請負やSES、ホームページ制作やweb集客サービスを提供するIT業界の中小企業に在籍するエンジニア組が交代しながら発信中

前節18節のアウェー千葉戦はスコアレスドローながら得失点差で首位のままホームレベスタに名古屋グランパスを迎えたアビスパ福岡です。

名古屋からも大勢のサポーターが駆けつけていました。

試合前にはJ2リーグ5月の月間MVPに輝いたウェリントン選手が表彰されました。

現在J2首位のアビスパ福岡、このチームの快進撃は「ウェーーーーリントーーーーーン」の攻守に渡る大活躍があるからです。
しかーし、本日のメンバーにウェリントン選手の名前はありません!?
前節までの累積警告でなんと出場停止・・・・よりによって強敵・名古屋グランパス戦にエースが不在とは「なんでやねん#」の気分です(泣)
正直、かなりの心細さと不安を感じながら試合が開始されました。

【 メインスタンドでチームを見守るウェリントン選手たち】

今日のアビスパ福岡は、GK兼田選手、DFは實藤選手、岩下選手、冨安選手のスリーバック。
両サイドは駒野選手、亀川選手で、MF中央は三門キャプテンと山瀬選手。
FWはジウシーニョ選手、ウィリアンポッピ選手、松田選手の3トップです。

序盤は名古屋の細かくパスをつなぐ展開にやや押され気味となり、前半14分シモビッチ選手に決められて失点してしまいました。
先制を許したアビスパ福岡は、反撃に出るため冨安選手をボランチにあげて中盤を活性化させます。
駒野選手、亀川選手の両サイドからは何度もクロスを供給しますが、名古屋DFに跳ね返されます。
あー、ウェリントン選手の高さが欲しいという場面が何度も見られます。

強靭な体を駆使したウェリントン選手のポストプレイや、無尽蔵に走り回って相手の最終ラインにプレッシャーをかけ続ける守備、そしてサイドからのクロスを高い打点で捉えるヘディングシュートの決定力!
分かっていたことですが、エース・ウェリントン選手の存在は大きすぎます。
何とか前半で同点にして折り返すことを期待していましたが、得点を奪うことが出来ずハーフタイムを迎えました。

今シーズンのアビスパ福岡は先制されてからの逆転勝利がありません。
このまま終わっちゃうの・・・そんな不穏なことを考えながら後半が始まります。
前半、スリーバックから三門選手・冨安選手のダブルボランチにシステムを変更した井原監督ですが、後半は、三門選手・山瀬選手を中央のMFに戻し、冨安選手をアンカーに配置する微調整を加えます。
これによって中盤のボール奪取が増え、攻撃にもリズムが出てきます。

そして後半14分、危険なプレーで名古屋にレッドカードの退場者が出ると、試合の流れが更にアビスパ福岡に傾きます。

駒野選手の右からのコーナーキックを途中交代で入った石津選手が頭で合わせて、後半26分に同点ゴール!

更に途中交代で入った城後選手が、後半38分に亀川選手のパスをペナルティエリア内で受け、相手DFに囲まれながらも左足で蹴り込んで逆転!!

後半アディショナルタイムには、再び石津選手が松田選手とのパス交換からミドルシュートを決めて3-1で勝利しました!!!

システムの変更、微調整で攻守の流れを変え、選手交代で投入した選手がゴールして逆転勝利、井原監督の采配が見事に当たった試合でしたー。
ウェリントン選手が抜けるとチームに影響は大きいですが、井原監督の指揮と、他の選手たちが個々の役割をきちんと果たすことで、上位チーム相手にも勝利出来ることを証明してくれました!

次節、敵地での愛媛戦はDF陣のリーダー岩下選手が、これまた累積警告で出られません(泣)
しかし、井原監督の的確な采配と、選手たちの高い戦術遂行能力、チームへの献身力で、アウェー愛媛戦も勝利してくれることでしょう!!

試合には全く関係ありませんが、チームスタッフからビビーちゃんに新しい靴がプレゼントされたようです(笑)

余談ですが、相手選手の退場からゲームの流れが変わり失点して負けた町田ゼルビア戦のトラウマから解放され、 素晴らしかった試合内容に冗舌になりながら帰宅の途についたアビスパ福岡を応援するSE・PGの会メンバーでした(笑)