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技術部メンバー

福岡市博多区でシステム開発の請負やSES、ホームページ制作やweb集客サービスを提供するIT業界の中小企業に在籍するエンジニア組が交代しながら発信中

Google Arts & CulutureHASARD(アザー)など世界中のオンライン美術館巡りをしながらモネやゴッホ、レオナルドダヴィンチなど名作を自宅でゆっくりオンライン鑑賞している方々がいる一方で、以下のようにオンライン美術館や大学の美術部が無料公開しているオンライン展覧会の存在を知らずにコロナ感染拡大防止キャンペーンの影響で大好きな美術鑑賞ができずにストレスを抱えている方々が大変多いとお聞きします。

具体的には

・コロナウイルスの影響で美術館巡りができず好きな美術鑑賞を断念していた

・大学美術部の卒業制作(卒展)や展覧会が中止になり、楽しみが減って嫌気がさしていた

・せめてwebで美術鑑賞ができたら嬉しいのにな~と期待しながらも、そんなバーチャル美術館などあるはずがないと思い込んでいた

などがあげられます。

全国の美術館が次々と休館に追い込まれ、美術鑑賞の機会が減っている方の悩みを解決するために、この記事ではオンライン美術館とは?やオンライン美術館のメリットやデメリット、さらにオススメなオンライン美術館(大学美術部編)を3つご紹介させていただきます。

オンライン美術館について知っていただいた後は、さっそくオンライン美術館巡りを無料であなたのタイミングで自由に楽しまれてください。

オンライン美術館とは?メリットデメリット

オンライン美術館とは?メリットデメリットを紹介

オンライン美術館とは、その名の通りオンラインで美術作品を鑑賞できるサービスのことです。外出自粛中で美術鑑賞に行けずストレスがたまっていたあなたにとって、ストレスから解放され、泣いて喜ぶメリットが確実にあるのがオンライン美術館です。

例えば

「家にいながらパソコンでじっくり鑑賞できる」

「移動しながらスマホで気軽に鑑賞できる」

「webで無料公開されていて経済的に助かる」

などなど、一人ひとりのライフスタイルに合わせて時間やお金、そして、ソーシャルディスタンスを気にせずに、マスクも付けずに楽しめるというメリットが体感できるのがオンライン美術館の最大のメリットだと言われています。

この記事では、今、注目を浴びている大学美術部の作品をネットで鑑賞できるオンライン展覧会について、2020年9月に私たちの職場へリモートインターンシップにきてくれた京都の大学生(美術部)椎野さんが、自身が所属されている「京大美術部のオンライン展覧会」や「関西大学美術部白鷲会」「大阪大学美術部」などを3つご紹介いたします。

以下、椎野さんよりご案内させていただきます。

大学美術部がオススメするオンライン美術館

現役美術部がオススメする大学美術部の展覧会

普段美術館によく足を運ぶけれども、現在は美術館に行けていないという美術好きな方が非常に多いと思います。そんなあなたに、大学美術部の「オンライン展覧会」をオススメします。

ゴッホ、ピカソ、ルノワール……有名な画家に興味がある方にとって、学生の展覧会は有名な画家の展覧会とは違った魅力に気づかれて毎年リピートされる方が非常に多いです。

大学生の展覧会のメリット(魅力)に気づかれている方は美術大学以外にも美術部が存在する大学が多いことも知っていて、普段から大学生の作品をギャラリーで開催される展覧会に訪れて鑑賞されています。

しかし、コロナが流行している現在は学生も普段通りの展覧会を開催することが難しくなっています。そうした状況の中で、オンラインで部員の作品を展示する「オンライン展覧会」を開催するという試みが始まっています。そこで、この記事ではコロナでも開催されている大学の「オンライン展覧会」を3つご紹介させていただきます。

大学美術部のオンライン展覧会3選

感想を伝えられる展覧会-関西大学美術部白鷲会 

90年の歴史を持つ関西大学美術部白鷲会のオンライン展覧会です。

油絵、アクリルはもちろん立体や切り絵等幅広いジャンルで創作活動をしていて有名な美術部です。

関西大学美術部白鷲会オンライン展覧会

2020年5月末に予定していた「2020年度回生展」、および6月末に予定していた「2020年度新人展」を、コロナ感染拡大防止のためそれぞれを中止されています。

「公開されず非常に残念だ」というお声が数多くあったと思いますが、コロナに負けない非接触型の展覧会という発想を「比較的早い時期に公開」されています。

2020年度8月から開催されているオンライン展覧会の特設ページ

特設ページの下部には「芳名録・ご感想はこちら」というリンクがあり、展覧会全体に対する感想やお気に入りの作品への感想を気軽に主催者の関西大学美術部白鷲会へ送ることが出来るのは、人と会う機会が減ったコロナ時代にコミュニケーションがとれる嬉しいメリットかもしれませんね。

また関西大学美術部白鷲会公式ホームページからは過去に展示された学生さんの作品を閲覧することが可能で、オフラインの展覧会では鑑賞できない作品もじっくりと時間気にせず楽しめる最高のオンライン展覧会になるでしょう。

素敵な作品が沢山あるので気になった方はぜひ“作品ギャラリー”という項目をクリックされてください。きっとクリックして本当に良かったと感じていただけると思います。

バーチャル空間で展覧会-大阪大学美術部

2つめに紹介するのは、大阪大学美術部の活動です。

大阪大学は毎年夏に、大阪大学総合学術博物館で夏部展を開催しています。

今年度の夏部展は「変わりゆく街、変わらない街」というタイトルで、大阪大学美術部のホームページでオンラインで公開されています。 

バーチャル空間で博物館の内部が再現されており、クリックやキーボード操作で視点を移動できるため、実際に博物館を訪れているかのような感覚を楽しめます。

作品のクオリティの高さはもちろんなのですが、立体作品や博物館内部をバーチャル空間で再現するという発想と技術は体験しないと一生後悔する程の大損につながるかもしれません。 

SNSを活用した展覧会-京都大学美術部

3つめに紹介するのは、京大美術部の活動です。京大美術部は油絵やアクリルだけでなく、デジタルを用いてイラストを描く部員も多いことが特徴です。

京大美術部は今年度から、部の公式インスタグラムアカウントに作品を投稿する形で展覧会を開催しています。

7月には、京都のギャラリーで開催された夏展の作品を投稿しています。

8月には、京都六大学合同展覧会(立命館大学・同志社大学・龍谷大学・京都大学・京都産業大学・京都女子大学による合同展覧会。京都学生美術部連盟のインスタグラムアカウントで開催)に出品された部員の作品を投稿しました。

これらの作品にはそれぞれ作者名や展覧会名のハッシュタグが付けられているため、作者ごとや展覧会ごとにまとめて作品を見ることが出来ます。

京都大学美術部オンライン展覧会

最後に

いかがでしたでしょうか?

以上が、おすすめのオンライン美術館(展覧会)巡り3選!大学美術部編でした。

・コロナウイルスの影響で美術館巡りができず好きな美術鑑賞を断念していた

・大学美術部の卒業制作(卒展)や展覧会が中止になり、楽しみが減って嫌気がさしていた

・せめてwebで美術鑑賞ができたら嬉しいのにな~と期待しながらも、そんなバーチャル美術館などあるはずがないと思い込んでいた

などという悩みは解決できましたでしょうか?

オンンライン美術館とは?やオンライン美術館のメリットデメリット、大学美術部の3つの展覧会について知っていただいた後は、さっそくオンライン美術館巡りを無料であなたのタイミングで自由に楽しまれてください。

オンライン美術館へ動く時

例年通りの活動が出来ない中、学生たちは作品をお届けするために模索を続けています。

作品を見て楽しんでいただきたいのはもちろんですが、学生も先の見えない状況の中で努力し続けていることを知っていただければ幸いです。

「オンライン展覧会」は従来の展覧会に比べお金も時間も大幅に節約できます。

まだまだ課題や改善点はありますが、より身近な新しい美術鑑賞のあり方として、あなたの日常に寄り添えたらと考えています。

関西大学美術部白鷲会ホームページ

大阪大学美術部ホームページ

京大美術部 ツイッター(@Kyodai_Artclub) インスタグラム(kyoto.univ_artclub)

京都学生美術部連盟のインスタグラム(kyobiren2020)