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あなたは「青柏祭」というお祭りをご存じですか?
私はまったく知りませんでした。そんな私に記事制作のインターンシップで弊社に応募してくれた石川県七尾市出身七尾市育ちの野澤さんが地元のお祭り「青柏祭(せいはくさい)」について家族で楽しめるプランを紹介したい!ということで記事制作をしてもらいました。
この記事で青柏祭(せいはくさい)の楽しみ方や見どころ、七尾市の観光名所を3日間でフルに楽しめるプランを3分でご紹介します。
七尾市の無形文化遺産の青柏祭(せいはくさい)とは
青柏祭とはGWの5月3、4、5日の3日間にわたって行われるユネスコ無形文化遺産にも登録されていて、昨年の来場者数は3日間で12万人を達成した石川県七尾市の祭りです。青柏祭では府中町・鍛冶町・魚町の3つの町を“山町”(やまちょう)と呼び、各山町からそれぞれ1台高さ約12m、重さ約20t、車輪の直径が約2mの巨大な山車(だし)が奉納されます。上段には歌舞伎を模した幕をたらし、この巨大な山車の姿から通称「でか山」と呼ばれています。山車の形は末広形(すえひろがた)や北前船(きたまえぶね)を模したものと伝えられています。
青柏祭の由来となったのは市内の山王町に鎮座する大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)の例大祭と言われる1年に1度行われていた特別なお祭りです。いつも神社や神棚に供える供物を青々とした柏の木の葉に盛って供えることが祭りの名称になったといわれています。
青柏祭(せいはくさい)を家族で楽しむ2つのポイント
3日間で12万人も来場する青柏祭(せいはくさい)を家族で楽しむポイントが2つあります。
1つ目は来訪者も参加しやすい、2つ目は徒歩で見学ができることが2つのポイントです。
来訪者も参加しやすい
青柏祭(せいはくさい)の魅力はなんと一般の方でも祭りに参加できるところです!
青柏祭(せいはくさい)は3台の山車をそれぞれ綱で引っ張りながら町を練り歩く祭りで、一般の方でも運動靴を履いて配られる軍手をすることで山車を引っ張ることができます。誰でも飛び入り参加で楽しむことができるのです。
徒歩で見学ができる
青柏祭(せいはくさい)では自分たちが見たい場所へ徒歩で移動できる点が家族で楽しめるポイントです。たとえば、でか山が通るのは大通りだけでなく少し狭い道を通ることもあり、さまざまな場所ででか山を引っ張るだけではわからない見どころがあります。地元民が特におすすめしたい見せ場が2つあります。1つ目は梃子(てこ)と呼ばれる道具を使って進行方向を修正する瞬間です。電柱を避けるために梃子(てこ)と呼ばれる道具を車輪の下に差し込み、梃子の上を車輪が横滑りすることで差し込んだ方向の同じ方向に進行方向を修正するところが速度が速くとても危険で緊張感が伝わり、ぴりぴりとした雰囲気が体感できます。この時の男性がとてもかっこいいなと私は毎年感じています。
地元民がおすすめした見せ場2つ目は、辻回しです。辻回しとは直角に曲がる道に対して、でか山を直角に曲げるというものです。大梃子と呼ばれる柱のようなものをでか山の車輪に差し込み、そこに若衆が連なって乗ることで、梃子の原理ででか山の前輪が持ち上がります。
この時にでか山の内部にあるもう1つの「地車」と呼ばれる車輪が準備されています。「地車」は進行方向に対して真横を向いており、大梃子により最大限に前輪が浮かび上がった瞬間にタイミングよく軸棒を差し込み、地車を固定します。あとは大梃子を外し曲げたい方向に一気に引っ張り90度に回します。私は一昨年初めて若衆に参加し大梃子の上にも乗りました。改めて近くで迫力と緊迫感を感じることができました。この進行方向の修正と辻回しの2つはとても迫力があり、石川県民なら一度はこの迫力は体感された方がいいのではないかと思い、おすすめしたい見せ場の2つとして紹介させていただきました。
3日間フルで楽しめるプランをご紹介!
青柏祭(せいはくさい)に行くなら、大迫力な山車がよく見える場所や時間帯などを知っておくとより楽しむことができます。3日間すべてでか山が動いている時間がちがうので、日程ごとのおすすめの巡り方や地元の観光スポットなども合わせてご紹介します!
5月3日
この日青柏祭(せいはくさい)が始まるのは夜の21時からになるため朝から夜の時間までに七尾市で絶対はずしてはいけないおすすめ観光スポットを巡りましょう。
能登食祭市場
七尾駅から歩いて約10分の場所にある能登食祭市場は海に囲まれた半島ならではの新鮮な海産物や能登の銘産品を買うことができるのが魅力です。能登の名産品と言えば能登半島に古くから伝わる天然調味料「いしり」と万能ダレ「雲丹醤油」、能登・七尾市特産の「能登野菜」中島菜を原料とした手延べうどんや奥能登 柳田村産のブルーベリーなどが有名です。また和倉の名宿「加賀屋」の御膳料理が食べられる店や和牛のオリンピックとも呼ばれる「第9回全国和牛能力共進会」で、オレイン酸の含有率が最も多く、脂肪の質に優れていたので「特別賞」を受賞した能登和牛を使ったステーキのお店が並ぶ能登グルメ館、さらに名物の浜焼きコーナーでは館内で買った魚介類を持ち込むこともでき、その場で焼いて食べることもできます。ランチやディナーにはもってこいです。私も帰省したら毎回訪れる場所でここで友達と浜焼きもしました。
のとじま水族館
七尾駅から車で約30分、バスでは七尾駅前バス停から能登島臨海公園のバス停で下車すると約40分で着きます。ちなみに大人は780円、子供は390円(片道)です。途中で渡る能登島大橋から見える七尾湾には日本で4か所しか見られない野生のミナミバンドウイルカが生息しており、運がよければイルカウォッチングを無料ですることができます。のとじま水族館には水族館では珍しいジンベイザメやイルカ・アシカショー、ラッコのお食事、ペンギンのお散歩などイベントが多く、また餌やり体験やイルカなどの生き物と触れあうこともできる参加型の水族館です。ショップやレストランなどもあり1日中楽しむこともできます。またベビーカーの無料貸し出しもあるので小さいお子様がいてもゆっくり楽しむことができます。
湯っ足りパーク
七尾駅から車で約12分、和倉温泉駅から歩いて約20分のところにある湯っ足りパークには無料で入ることができる足湯があります。和倉温泉の泉質はドイツで開催された万国鉱泉博覧会で和倉の湯が三等賞を受賞しており、世界が認めた泉質です。ここで足湯に入りながら海と能登島大橋の絶景を眺めることができます。海を眺めながら入る足湯はとても気持ちよかったです。
21時から約2時間鍛冶町のでか山が動きます。深夜の1時から朝7時まで府中町のでか山も動きます。
5月4日
2日目の見どころは13時に大地主神社に3台のでか山が揃う場面です。3台揃うとでか山の迫力が増します。ここで写真を撮る人も多く、これにあわせて朝は少しゆっくりしても大丈夫だと思います。昼食は七尾駅周辺にうどんやラーメンなどの飲食店や多くの出店も並んでいます。
でか山は14時からそれぞれ順に動きはじめます。どのでか山も19時~20時には終わります。明日は早朝から夜中まででか山が動きます。明日に備えて夜はゆっくり休みましょう。
5月5日
最終日は朝から夜まで1日中でか山が動くので、青柏祭を目一杯楽しみましょう。おすすめの時間帯は11~12時と14時半です。この時間に行くと3台のでか山がそれぞれ食祭市場前と仙対橋に揃います。
仙対橋にはそれまでの2つとは違い直線に並ぶのではなく、川の周りを囲むようにコの字型で並んでいるのでおすすめの1つです。また能登食祭市場から七尾駅までの道幅は広いため、歩道から至近距離で真横を通るでか山を見ることもできます。15時頃からでか山がそれぞれ自分の町に帰り始めます。お気に入りのでか山があればその町のでか山を夜まで引っ張りに行くのも良いと思います。
GWに開催される青柏祭は見るだけでなく誰でも参加することができる体験型のお祭りです。七尾のおいしい料理や周辺スポットにも行くと飽きることなく3日間楽しむことができます。賑やかなお祭りとおいしい料理や観光スポットなど五感で楽しむことができます。GWはぜひ七尾市にお出かけください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
青柏祭(せいはくさい)を家族で楽しむポイントは来訪者も祭りに参加できるところと徒歩で見学ができるところでした。3日間でフルに楽しむプランについては5月3日に能登食祭市場やのとじま水族館、湯っ足りパークを楽しみ、5月4日は七尾駅周辺で見学し、5月5日は食祭市場前と仙対橋あたりで見学することをおすすめします。
でか山は5月3日は21時から鍛冶町だけで運行していますが、5月4,5日は府中町、魚町、鍛冶町の3つの町で運行しています。
おすすめのホテルはホテルルートイン七尾駅東(GOTO他ラベル事業紹介ページ)、ホテル・アルファーワン能登和倉(GOTOトラベル事業紹介ページ)でした。
※世界が認めた和倉温泉もおすすめです。
この記事を公開した日は、GOTOトラベルキャンペーン中です!世界が認めた和倉温泉加賀屋ホームページからもご予約できます!
さっそく、GOTOトラベルキャンペーンを活用して、石川県七尾市へ青柏祭に関係なく旅行にいかれると、この記事をここまでお読みいただいたあなたにとって、楽しい思い出つくりになるかもしれませんので、後はご家族ご友人と相談されたり、ご自身で1人旅に行くなり、ご決断されてください。
きっと世界が認めた理由を体感したり、青柏祭に参加して感動することでしょう!
以上、青柏祭を家族で楽しもう!石川県七尾市地元民おすすめプランでした。
福岡市博多区でシステム開発の請負やSES、ホームページ制作やweb集客サービスを提供するIT業界の中小企業に在籍するエンジニア組が交代しながら発信中