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技術部メンバー

福岡市博多区でシステム開発の請負やSES、ホームページ制作やweb集客サービスを提供するIT業界の中小企業に在籍するエンジニア組が交代しながら発信中

2024年3月の基本情報技術者試験に合格しました篠原と申します。

今回、私が基本情報技術者試験に合格したという結果を知って

これから基本情報技術者試験を受けようとされている方から

合格するための勉強法を教えてほしいという声をいただきました。

ということで

今回の記事では、2024年3月に基本情報技術者試験に合格した勉強法をお伝えします!

筆者の自己紹介記事はコチラ

基本情報技術者試験に合格する勉強法

基本情報技術者試験に合格するための勉強法の

結論

ズバリ暗記

に尽きます!

その理由は

基本情報の午前問題の約70%が暗記系問題だから、です。

あなたもさっそく、暗記をはじめてはいかがでしょうか?

そんな時間はナイ!

モチベーションが上がらない...

業務時間外で勉強(自主練/塾通い)はしたくない

という方は、恐らくですが

天才ではない限り、何をやっても結果は出せません

今のうちに、基本情報技術者試験の受験をあきらめてください...

逆に、イチ社会人として

「お客様から信頼されたい」

「会社の仲間から信頼されたい」

「経験の浅いエンジニアは基本情報が必須

と感じている方だけが読んでくださっているのを前提に、この記事を執筆させていただきます。

ということで、基本情報に合格する近道となる勉強法は暗記!でした。

基本情報技術者試験に合格するメリット

基本情報技術者の試験に向けて暗記が必須ということは共有しましたが、

そもそも基本情報技術者試験に

合格することで得られるメリットは何でしょうか?

何のために受験するのでしょうか?

それはエンジニアとしての

信頼

です。

合格すると、なぜ、信頼を獲得できるのか?

それは、基本情報に合格していないIT業界未経験エンジニア

顧客が不安視するからです。

もし、あなたが顧客だった場合、当然ご納得いただけると思いますが、

参考までにコチラのIT企業の採用選考調査結果をご確認ください。

令和3年みずほ情報総研株式会社の調査報告書の22ページでは、

採用選考時に46.8%のIT企業が

基本情報技術者資格を保有しているのか、確認するという、ITエンジニア経験の浅い不合格者にとって辛い現実について記載されています。

基本情報技術者合格すための方法

基本情報技術者資格を取得する具体的なメリットとして

・就活に必要な職務経歴書に資格を記載できるため書類選考で落ちにくい

・エンジニアとして基本的な知識を保有できるため業務時間を短縮できる

・国家資格なため、社会的に信頼される

以上3つの具体的メリットがあります。

ということで、さっそく、基本情報取得に向けて一番重要な暗記系の単語を見返すことをオススメします!

テクノロジ系で暗記すべき単語抜粋

テクノロジ系の暗記すべき単語を抜粋して、紹介していきます。

1.ホットスタンバイ

プログラムをあらかじめ起動して待機している待機系のコンピュータに切り替える

2.コールドスタンバイ

待機時には予備系で別の処理を行わせておく方式、または予備系の電源を切った状態で待機させておく方式

3.スケールアウト

サーバの台数を増やす。更新処理の生合成要件が低い、並列実行が可能な処理のシステム

4.スケールアップ

サーバを性能の高いものに交換

5.デュアルシステム

一つの処理を2系統で行い「結果を照合」する方式

6.デュプレックスシステム

現用系と待機系の2系統のシステムで構成

7.マルチプロセッサシステム

複数台のプロセッサを並列に動作。主記憶を共有するかしないか

8.ストライピング(RAID0)

複数の磁気ディスクに書き込む

9.ミラーリング(RAID1)

2台のディスクに同じデータを書き込む

10.スループット

単位時間内にジョブを処理する能力の評価尺度

11.ベンチマークテスト

使用目的に合わせて選定した標準的なプログラムを実行

12.スプーリング

主記憶装置と低速の入出力装置との間のデータ転送を,補助記憶装置を介して行うことによって,システム全体の処理能力を高める

13.ラウンドロビン

均等にCPUを割り当て

14.メモリリーク

動作中に確保した主記憶が解放されないこと

15.ページフォールト

プログラムの実行に必要なページが主記憶に存在していないときに発生する割込み

16.ページング方式

仮想記憶空間と実記憶空間を,固定長の領域に区切り,対応づけて管理する方式

17.スラッシング

「仮想記憶システム」の主記憶の容量が十分でない場合,「多重度を増加」でシステムのオーバヘッドが増加し,プロセッサ使用率が減少する状態

18.LRU

最後に参照した時刻

19.リエントラント(再入可能)

同時に複数のタスクが共有して実行しても正しい結果が得られる

20.リカーシブ(再帰)

実行中に自分自身を呼び出すことをいい、再帰呼び出しをお行っても正しい結果を返す

21.リユーザブル(逐次再使用可能)

一度実行した後、ロードし直さずに再び実行を繰り返しても正しい結果が得られる

22.ディジタル署名

公開鍵暗号方式
→送信者の秘密鍵で暗号化、受信者は送信者の公開鍵で復号化
→「発信元が正当であるか」と「改ざんの有無」の2点を確認

23.共通鍵暗号方式

暗号、復号に同じ鍵を使用、計算量も少ないため暗号化・復号に要する処理時間が短い
DES、AES、IDEA

24.公開鍵暗号方式

暗号化鍵と復号鍵は一対のペアとして生成。復号を行えるのは正当な受信者のみであることが保証されている。
送信データの改ざん検知に使用するディジタル署名は公開鍵暗号式の技術を応用した仕組みである。
RSA、楕円曲線暗号など

25.楕円曲線暗号方式

公開鍵暗号方式、短い鍵長で安全

26.RSA

非常に大きな数の素因数分解が困難なことを利用した公開鍵暗号方式

27.AES

共通鍵暗号方式

28.メッセージ認証符号

改ざんされていないことを確認する

29.認証局

公開鍵に対してディジタル証明書を発行する

以上が、テクノロジ系で暗記すべき単語の紹介でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

基本情報技術者試験に合格したいあなたのために、2024年3月に合格した私の勉強法を紹介しました。

改めて、今回ご紹介した私の勉強法について、まとめます。

・基本情報技術者試験の勉強法は、1に暗記、2に暗記、3.4も暗記、5も暗記

・暗記が必要な理由は、午前問題の約70%が暗記なため

・基本情報合格のメリットは、信頼される!

・テクノロジ系の暗記すべき単語を29個紹介

以上が、基本情報技術者試験に2024年3月に合格した私の勉強法でした。

基本情報技術者試験は、問題文に慣れてくると、抜粋すべき単語だけ見つけるのが早くなってきます。
勉強当初は解説等をしっかり読んで、試験前は単語を思い出せるように簡単にまとめたものを流し見していけば、私のようにあなたも合格できると思います。

あなたの合格を応援しています。