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技術部メンバー

福岡市博多区でシステム開発の請負やSES、ホームページ制作やweb集客サービスを提供するIT業界の中小企業に在籍するエンジニア組が交代しながら発信中

清々しい晴天のレベルファイブスタジアムで、ファジアーノ岡山とのJ2第13節が開催されました。

18歳にして既にベテランの貫禄と落ち着きをみせる冨安選手が、5/20(土)からのU-20ワールドカップ韓国大会で日本代表に召集され約1ヵ月の不在となります。
しかし、アビスパ福岡の代表として日本の勝利のためにがんばってくれるでしょう!

冨安選手の不在はチームにとっても痛手ですが、前節から先発に復帰した岩下選手が熱くチームを鼓舞し引っ張ってくれるのでまったく問題ありません。

そして試合はそのとおり、まさに岩下劇場となりました。

開幕当初の岩下選手は、闘志が裏目に出て危なっかしい場面もありましたが、復帰した前節と今日の試合は、冷静に状況を見極めたカバーリングで守備に安定をもたらしました。
また、滞空時間の長いヘディングでハイボールを見事に跳ね返し、正確無比の精度で最後尾から前線にロングパスを供給して攻撃にアクセントを加えるだけでなく、ロングシュートでクロスバーを直撃するなど積極的に得点を狙いに行く姿勢も見られました。

後半には、ジウシーニョ選手と意見をぶつけ合っている場面も見られ、チーム崩壊かと少々焦りましたが、チームの勝利のためには厳しい事を遠慮せずに言い合う姿勢も大事なんだと教えられました。
チームの仲がいいことはもちろんいい事です。しかし決して慣れ合いにならず、1年でのJ1復帰という共通の目的のためには、時には言い難いことも指摘し合うことができる、それが今のアビスパ福岡という戦う集団なのだと思います。

ちなみに試合が終わってからは、岩下選手とジウシーニョ選手はガッチリとハグを交わしていました。

前後半に渡って常にゲームを支配し19本ものシュートを放ったアビスパ福岡でしたが、後半44分にウィリアンポッピ選手の右サイドからのセンタリングをウェリントン選手が頭で合わせてゴールをこじ開けました。

点が入らず厳しい試合でしたが、終了間際に貴重なゴールを決めてくれるウェリントン選手は、本当に頼りになるエースです。

今日のMVPは、攻守で大活躍だった岩下選手、チームに大きな勝ち点3をもたらしたウェリントン選手の2人です。

ウェリントン選手は、スタジアムに自分の横断幕が少ないのが寂しいらしくサポーターの皆さんにおねだりしていました(笑)

岩下選手は、メインスタンドに空きが見えるのが残念で、もっともっと知り合いを誘ってスタジアムに足を運び、みんなでホームの試合を盛り上げて行きましょうと熱く語ってくれました!

確かに、J1昇格を争ってるチームとしては、約6千人の観客で空席が目に付くスタジアムは少々さみしいです。

アビスパ福岡が勝利した時には、MVPの選手が音頭を取って博多手一本をやってくれます。
今日のヒーロー、ウェリントン選手も「ヨーオ、モヒトツ」と、たどたどしい合いの手で盛り上げてくれました。

今後も勝利を重ね、スタジアム一杯に埋まったサポータの中で博多手一本が出来たら最高ですね!!